[2004.06.08]
  その売り方処し方


 ▼Three caught recording 'Tomorrow'(CNN.com)【英語】
  http://www.cnn.com/2004/SHOWBIZ/Movies/06/04/film.piracy.reut/


 非定形精神病でうろつきまわり,周囲からさげすまれる行動を繰り返す,音楽と映画にあしたは。

quote:3人の映画ファンが米国とカナダの映画館で,携帯型ビデオカメラを使って映画「デイ・アフター・トゥモロー」を撮影しているところを捕らえられた。撮影された映画は,DVDで発売されるかなり前に,海賊版DVDとして街角などで売られる。米国映画協会によると,2003年には5200万枚を超える海賊版ディスクが世界中で押収された。

 たとえば音楽のライブをするというときに,何万人も客が入る武道館などと,数百人が限度のライブハウスで,同じセットや設備を用いるアーティストはいない。それと同じで,映画館で観て十分に印象を与えるきちんとした映画を,10cm四方ぐらいの大きさのパソコン上のメディアプレイヤーで観て,同じ印象を与えるわけがない。もしメディアプレイヤーでも十分に面白いと云われるような作品は,映画館で上映する価値がないということだ。だから,映画館でビデオカメラに録画されたからといって,怒る必要などなにもない。それは,その作品に映画としての価値がないと云っているのと同じであるのだから。現在の著作権とやらの不可思議さがそこにもある。

 音楽も,部屋の一角を占めるステレオシステムで聴いていた時代と,小型のラジカセで聴いていた時代,ウォークマンの時代,そしてiPodの時代で,当然売れるものも売り方も変わって当たり前なのだ。さて,CCCDとやらと呼ばれるコピープロテクトCDや海外の安いCDが買えなくなるかもしれない法律,CD-Rが破壊的な安値になっているなかで1円も値段が下がらない音楽CDは,いったい誰に対して,どんな音楽の聴き方をしている人に売っているつもりなのか。わたしたちは,その売り方に同情すべきか,またはカッターででも斬り殺した方がいいか,まぁ普通の人はすぐに判断がつくだろうな。

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